プロフィール

はじめまして。 旅が好きで、旅を仕事にしている Aya です。

大学時代、自由の象徴である「アメリカ」に憧れ、夏休みを利用して、約1.5ヶ月×3回、ニューヨーク、フロリダ、カリフォルニアへ語学研修に行きました。そこでの経験は失敗・挫折・発見・感動の連続で、学生時代で一番 ”今を生き抜いている” と実感できる日々でした。社会人になっても海外に携わっていたいと思うようになり、旅行業を選択、社会人1年目から今に至るまでずっと続けることになるとは思いもしませんでした。

でも、そんな私が今言えることは、『好きなこと=旅を仕事にして良かった』ということ。

今までのことを振り返りながら、私のことを少し紹介できたらと思います。

旅行の仕事は私の原動力

仕事が私の世界観を広めてくれた

新卒で入社した会社は、海外旅行専門の旅行会社でした。そこでの仕事は、旅を1から企画、パンフレット作成、お客様へ販売、最終的に添乗員としてツアーに同行するという、旅の始めから最後までを扱えるものでした。でも、1・2年目は海外の知識が乏しいため、「とにかく添乗に出て海外を知る」ことが主な仕事で、1ヶ月に8~11日間のツアー×2回ほど添乗に出ていました。

始めの頃は、大学時代から大好きだったアメリカへの思いが強く、 ”どの国に行っても、アメリカに勝るところはない” と思いながら添乗していたのですが、カナダやニュージーランドの壮大な大自然や、絵本から飛び出してきたようなヨーロッパの町並みなどに触れるうちに、自分の視野はあまりにも狭いということを思い知り、世界の国々への興味の幅がどんどんと広がっていきました。

そんな添乗経験で一番思い出深いツアーは、、、「カナダ/イエローナイフで見たオーロラ」です。夜空に輝く虹色のオーロラ爆発を見た時に、祖父母くらいのお客様たちと手を取り合い、子供のように飛び跳ねて喜び合ったことは今でも忘れられません。

イタリア ブレッサノーネ(Bressanone)の町並み

自分の好きな国の仕事がしたい

添乗でヨーロッパに訪れる回数が増え、その魅力にどっぷりはまり、ヨーロッパの仕事がしたいという気持ちが日に日に強くなりました。でもその会社では添乗以外でヨーロッパに携わることが難しく、自分のやりたいことに近づける場を探し求めて、いくつか転職を経験しました。

そして行き着いたのが「ランドオペレーター」という仕事。現地(ヨーロッパ)と旅行会社の間に入って、ホテル・バス・専用車・ガイド・食事・美術館や観光地の予約などを行う、いわばツアーの中身を組み立てる仕事です。現地とのやり取りは全て英語、パッケージツアーから企業視察、学校の修学旅行など様々なツアーを扱うことができ、”Google Map、A3ほどのヨーロッパ地図、ホテル・観光地・鉄道のWebサイト、ミシュランブック、ガイドブック” を熟読する毎日、発見と学びの連続でした。この仕事に携わった10数年は、自分が一番成長できた時期だったと思います。

ただ、ヨーロッパとの時差の関係でほぼ毎日帰宅時間が夜遅く、自分の体内時計をリセットすべく、休暇ごとに訪れるようになったのが究極の癒しの場「モルディブ」でした。いつしかモルディブの魅力にもはまり、次はモルディブをもっと知りたいと思うようになり、10数年続けた仕事にピリオドを打ち、ビーチリゾート関連の会社に転職、今に至ります。

モルディブ 無人島のクリアな海

好きを仕事にした人生

好きなことを仕事にすると嫌な面も見えて、好きが嫌いになるかもしれない、だから好きを仕事にはしないという考え方もあります。私の場合は、そう言った不安が胸をよぎることなく旅行の仕事を始めました。

実際、経験してきたどの仕事も即座の判断・責任を求められることが多く、この先にお客様の笑顔・喜びがかかっていると思うと、重圧に押しつぶされそうになることもありました。また、今回のコロナのように、世界情勢に大きく左右される仕事なので、安定した業種とも言えません。

それでも仕事を通して、知らなかった旅のスタイルに出会い、知らなかった町や素敵なホテル・レストランを発見し、多くの人に旅の感動を伝えることができ、自分がプライベートで訪れた旅の経験をそのまま仕事に生かすこともできる、これらの一つ一つに喜びとやりがいを感じるので、今後旅行ができない世界にならない限りは、旅の仕事とプライベートの旅を両立し続けると思います。

スイス サンモリッツ近郊 Lago Bianco付近の雪景色

私の旅Style

添乗や出張などで見たことのない景色に出会う度に、私一人で感動するのではなく、この喜びを大切な誰かと共有したいと思うようになり、私の旅のスタイルは、大学時代に夢中になっていた『一人旅』から、『大切な人と一緒に行く旅』へと変わっていきました。

仕事で旅のルートの組み立てには慣れているので、私の旅は、自分の欲求を全て取り入れた個人手配です。でも休暇を利用した限られた日数(1週間~10日間)での旅なので、行き当たりばったりではなく、事前にスケジュールを組んだスタイルが好きです。

旅を計画する上で大切にしていることは、多くの町を短時間で回るのではなく気に入った町に滞在してその町の魅力を深く知ること、1日に3つの町を巡るなら、一つの町で朝・昼・夜それぞれの雰囲気を味わいたいと思っています。また宿泊施設も旅を彩る大切な要素なので、そこでしか見られない景色やその土地の雰囲気を感じられるかを考えながら選んでいます。


そんな私の旅の思い出や、ちょっとした豆知識などを、このブログで紹介していこうと思います。
旅のStyleは人それぞれ、無限に広がる旅探しの途中で、このブログに立ち寄って、「あ~、こんな旅もあるんだね」と感じていただけたらとても嬉しいです。

タイトルとURLをコピーしました