【軽井沢】軽井沢旅行記 vol.2 ~カフェ&雑貨屋巡り~

2021年11月5~6日に、軽井沢へ秋景色を見に行った旅行記の続きです。

軽井沢に行ったら自然に囲まれたカフェやお店に行ってみたいと思い、出発までは情報収集の日々でした。
すると想像以上に素敵なカフェが沢山見つかり、興味のあるお店を書きだしただけでも8軒以上・・・。1泊2日の間で行ける軒数は限られているので、実際どこに行くか決めるだけでもかなり迷いました。

予定通りスケジュールがスムーズにいけば、4軒くらい立ち寄れるかなぁ、と考えていたのですが、紅葉の軽井沢は予想以上に交通渋滞が起きていたので、実際行くことができたのは2軒のみでした。

でも、その2軒とも、食事の美味しさや雰囲気の良さだけでなく、美しい秋景色をも味合わせてくれて、観光地だけでなくカフェからも秋の軽井沢を満喫できるとは思ってもいませんでした。

今回は1日目に訪れた、「カフェ&雑貨屋巡り」のお話です。

GAFLO Café

星野エリアにある軽井沢高原教会を後にし、旅行前から楽しみにしていたカフェの1つ『GAFLO Café』を目指します。

軽井沢の御代田町にあるこのカフェは、同じ敷地内にある「GATE Flower Field」という花屋さんが手掛けており、2020年12月にオープンしました。比較的車の往来の多い国道18号線沿いに花屋さんがあったので、カフェもその国道に沿うように併設されているのかなぁ、と思っていました。

でも、駐車場からは、まだカフェが見えず・・・。
奥に進んでみると、、、

目の前に現れたのは、色鮮やかな紅葉の木々と、その中にひっそりと佇む緑色の建物。

紅葉シーズンで交通量が増えていた道路の喧騒感とは無縁の、”自然が作り出す静寂” が広がっていました。

国道から少し奥へ進めば、色鮮やかな紅葉と静寂の広がる別世界

カフェである緑色の建物を囲むように植えられたモミジは、真っ赤に色付くも、最盛期を過ぎていたので、道にも赤い葉を落とし始めていました。

『GAFLO Café』のインスタには、どの時期に来られたお客様にも色付くモミジを楽しんでいただけるよう、いろんな種類のモミジを植え、あえて紅葉に時差を設けています、と書いてありました。

確かに、10月中旬までインスタを遡ってみると、他の場所ではまだ紅葉が始まっていないのにGaflo Caféでは色づくモミジが見られ、一足早く秋を感じられたことへの喜びのコメントが添えられていました。
なんてステキな演出!

カフェの周りに植えられたモミジが秋の美しさを演出

カフェの入り口は、ちょうど午後の西日があたり、弾けんばかりの「赤」が私たちを迎えてくれました。

カフェの入り口には弾けそうな真っ赤なモミジがお出迎え

カフェの建物は、緩やかなカーブを描く小川沿いに建っており、犬連れの方々でも利用できるよう、室内スペースの両端にアウトサイドデッキが設けられています。

この日も外のテラスでは、秋空の下、犬と一緒に午後のひとときを楽しむ方が多く見受けられました。

小川に沿うように建てられたカフェ

私たちは、屋内スペースにて。
小川沿いの壁は全面ガラス張りになっているので、黄色に色づく木々を大パノラマで見ることができます。

景色を存分に楽しめるようにテーブルやカウンターテーブルが設置されており、私は迷わず景色を真正面に眺められる二人掛けテーブルを選びました。

大きな窓からは大パノラマの秋景色

カフェに訪れたのは午後3時頃だったので、「FLOWER FIELD プレート(¥1,100円・税込)」というデザートセットを注文しました。5~6種類程の本日のデザートから好きなものを3つ選べ、ドリンクも数種類のコーヒーor紅茶から好きなものを選べます。

デザートは日ごとに変わるようで、この日は、チョコレートムース、アーモンドボール、クッキー、レモンケーキ、スコーンなどがありました。

そして、何より個性的なサービスが、トレイに添えられた可愛らしい切り花。
さすが花屋さんが手掛けているだけあって、食事と一緒に、花の美しさも楽しむことができます。

花があるだけでトレイが華やかになり、つい写真にも収めたくなります。この花は持ち帰りOKです。

可愛い花が添えられたFLOWER FIELD プレート

紅茶を飲みながら窓を眺めると、目の前の木々から黄色の葉が一枚また一枚とゆらゆら落ちていきます。
”紅葉を愛でる” って、こういう一時を言うのかな。。。そんなことを思いながら、やわらかい時間が流れていきました。

きっと季節が違えば、全く印象の異なる景色が味わえるんだろうなぁ、と想像させてくれる窓からの眺め。

次来るなら、新緑の美しい頃、それとも雪が降り積もる頃、でもやっぱり紅葉の頃、どの季節の景色も眺めてみたい!っと思わせてくれる素敵なカフェでした。

ひらひらと落ち葉が舞い散るのを眺めながらのティータイム

雑貨屋 pace around

GAFLO Café を後にし、ホテルへ向かう前に、同じ御代田町にある雑貨屋さん『pace around』に立ち寄りました。というのも、軽井沢ではカフェと共に、お洒落な雑貨屋さんにも行ってみたいなぁっと思っていて、たまたま見つけた雑貨屋さんがホテルのすぐ近くにあったのです。

木々に囲まれた通りを進むと見えてきたのが、7人の小人たちが出てきそうな森の中の木造り小屋。ここが雑貨屋さんと知らなければ通り過ぎてしまいそうな程、周りの自然に溶け込んでいます。

森の中に佇む素敵な雑貨屋さん

導かれるように小道を進み、そっと扉を開けると、外の風景から連想させる絵本のような世界から一変、ゆったりとした中にモダンなディスプレイが光るセンスの良いインテリア空間が広がっていました。

今思えば、あの素敵な店内を写真に撮っておけばよかったと後悔しているのですが、訪れた時は、まるでインテリア美術館にいるかのように、ディスプレイされている雑貨・食器・クリスマスグッズ・家具などを無心で見入っていました。

pace aroundさんのインスタ(@pace_around)を見てみていただくと、雰囲気が伝わると思います。

そんなpace aroundさんで、今回購入したのは、

まず、“木をくり抜いて軽井沢の自然を表現したコースター”。

家にある雑貨を並べて、雑貨屋風にしてみました

よく見ると、1本の木に、2匹のフクロウが仲良く寄り添っているんです。
軽井沢の夜はまだ経験したことがないけれど、静まり帰った闇夜にフクロウの声だけだ響き渡っているイメージがあったので、軽井沢らしいこのコースターを買いました。

もう一つの木は、枝と葉のフォルムが美しく表現され、軽井沢で見た木々を思い出させてくれる気がしたので、こちらも一緒に買いました。

仲良く寄り添うフクロウが特にお気に入り

そして、もう一つは、“親指サイズの木で作られた小さな家”。

冬になると、サンタの置物、陶器でできた家、ポストなどを並べて、小さな村を作っているのですが、ちょうどその村にこの木作りの家が合いそうだったので、色違いで赤・緑・白の3種類を買いました。

下の写真は雪が降り積もる村を表現してみたくなり、白いクッションの上に並べてみましたが、

木の破片で窓や扉を表現しているところもお気に入り

実際には、家のニッチ棚に、色んな場所で買った小物とパリの風景画を並べて、”冬の町” を表現しています。

冬バーションのディスプレイ

今になって、あれも買っておけばよかった…と思うものが沢山あるのですが、これはつまり「また来なさい」ということを意味していると思うので、次回もpace aroundさんを訪れようと思います。

時間は午後4時過ぎ、チェックインにはちょうど良い時間になったので、ホテルへ向かいます。

今回の旅の一番の目的でもあった『THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田』
この時は、ホテルでも想像以上の ”軽井沢の秋” を満喫できるなんて思いもしませんでした。

軽井沢旅行記 vol.3へと続きます。。。

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